地震とか。

Paper.スケッチ.12

 

17日今日は阪神淡路大震災から25年目。自分は高校生でした。

神戸とはずいぶん離れている自分の住む地域でも揺れました。

めずらしく地震だなと思ったけど、当時はスマホもないし、ニュースを見る習慣もないし、今と比べたら情報の伝達というのはのんびりしていた。

高校に着いてぼーっと過ごしていると、だれかが「神戸がすごいことになってる! 街が燃えてる!」と叫んでた。

そんなことあるはずない。また大袈裟な。と思っただけで気に止めなかった。

家に帰ってテレビをつけると、特撮かと思うような街自体が燃え上がった映像が出て、これが現実とは思えないほど驚愕しました。

 

あれから日本各地が地震の活動期に入ったと言われるぐらい巨大地震が頻発しています。

 

南海トラフの懸念される沖合での「スローステップ」が確認された報道がありました。巨大地震との関連が考えられていて、解析が進められているということ。

 

自分の暮らす地域は南海トラフの激震地域であるし原発も近い。南海トラフ地震が来たら被害は甚大です。被災したときの準備や備蓄は少しはしているけど、1週間以上のものは難しくてできていません。電気や水などのライフラインも最低限。コストをかけすぎても地震が起きたときに使えるかどうかは未知数ですし、地震後の生活もある。家や車はダメになる。あったに越したことはないから貯金が確実かなと。

 

生き残ったとして、復興つまりは生活の立て直しには現金が必要だ。災害後の生活にも目を向ける必要があると。高価な自家発電システムなどを導入したところで、システムそのものが地震でダメになったら意味がない。

 

ふだんから必要なものは最低限で暮らすように意識しています。

 

自分たちが暮らす地域の100キロ園内に原発があります。原発は意識的にはずっと遠くにあるけど、距離で測ったらそうでもない。もし原発がダメになって放射能が漏れたら、自分たちの暮らす地域は終わりです。もう住めないし、一体どこに逃げる? 安全な場所なんかあるのか。逃げていく場所があるかどうか。それもわからない。

 

加えて気になるニュース。

南海トラフとは別に全国の活断層があり、そのうちの最も危険とされているうちのひとつが自分たちの暮らす地域の近くを通っています。つまり最悪、南海トラフが起こって復興している途中にまた震災に見舞われる可能性があるということ。重複した罹災の可能性が十分にある。

 

大きな災害が立て続けに起こったら、日本の経済活動も、自分の生活も困窮する。

でも恐れて過ごしてもどうしようもないし、しっかり準備して今できる日常を丁寧に過ごすしかありません。いつなにが起こってもいいように生きる。備えよ常に。それしかないのだろうな。