医療行為とか。

今日は輸血がありました。

 

今まで23回は経験があるけど、あいだが空くと自信がなくなる。

輸血用の点滴セットは特殊なかたちをしているし、よく知る人スタッフにもう一度教えてもらう。今日やってみて理解できた気がする。久しぶりにテキスト出して資料なんかも見たし大丈夫だ。慣れれば点滴なんかとさほど変わらない。

 

看護師になりたての頃は、採血もルートキープも超苦手で鬱になりそうなぐらいだった。だけど、いまの病院に変わっていやがおうにも1日何度も点滴漏れやら急変で必死でルートキープをせざる得なくなったら、いつのかにか慣れた。むしろ今ではちょっと自信があるぐらい。なんでこんなことが苦手だったのかと思い出せない。

 

やっぱり、こればかりは習うより慣れろなんですね。

 

むかし、ルートキープに悩んでいた頃は、経験者のブログや動画を見まくって、だいたいその投稿者が「数をこなせば慣れる」とか言っていて、当時の自分は「そんなわけない。血管のかたちもわからないのに、適当に刺して内筒を抜いて外筒だけを血管内に残すなんて、どないすればいいんじゃー」とわけがわからん感想しかなかった。

 

不思議なもんです。

 

そんなわけで、こんなブログでも見てくれているひともいるし、少しでもいい内容を書けるように習うより慣れろでいきます。やらないとはじまらない、みたいな。

 

看護師の世界も専門資格とか、さらに医療行為ができる特定行為看護師なんかもできつつある。このあいだ、病院の先生と褥瘡回診に回っていて、先生がデブリを行っていたら、「きみたちも資格をとって、こういう(医療行為)行為がしたい? ぼくの知り合いはけっこうやりたいひとが多いみたいだ」みたいな会話になった。

 

したいかどうかと言われれば、別に自分はしたくない。そのために勉強したり、いろいろ医師や同僚とコミュニケーションをとって仕事をすすめるのが、めんどくさい。そら給料が倍になるというのなら考えますけど、たぶんそうじゃないでしょう。いまの資格の感じだと、同じぐらいの給料で、医療行為を勉強してやりたいひとはやってもいいよ的な。たぶん仕事が増えるだけで、給料的には変わんない。むしろ時給換算したら減るぐらい。あんまり魅力的には思えないよな。今でさえ、仕事が多いって、ぶーぶー不満が出るのに。

#特定行為 #看護師