おはビズが面白い。
おはbizが面白い。
うちは朝はNHKのニュースを流している。番組のなかでビジネスのトレンドを紹介しているミニコーナーが面白い。朝のビジネスを略して「おはbiz」ということだと思う。
9月25日に放送されたのは、カリスマアパレル店員がSNSを使って、商品を紹介＆販売をして成果をあげている事例。カリスマ店員についたフォロワーが買っていくという、ビズネスとしてはよくあることかもしれないけど、それを店がバックアップして、SNSで番組化してお客さんとリアルタイムでやりとりしたり、単に商品の紹介だけではなくて、ふだんの店員の生活から、実際に使っている場面なんかを紹介していくという。個人情報とかどうなっているのかなど課題もあるだろうけど、なかなか興味深い。アパレルやファッションのことはわからないけど、実店舗の売り上げだけでは厳しくなっているのは容易に想像できる。ジャンルは違うけど、近くの本屋やレンタルショップは廃れていっている。他のサービスもこういう取り組みは必要なのだろうな。
もうひとつは、ちょっと感動した。
釜石がラグビーの街というのは知りませんでしたが、小学３生のころに被災した子供たちはいま高校生ぐらいになっていて、震災当時に世界から支援してもらったという思いを恩返しを込めて、ラグビーW杯の開催される釜石を盛り上げようとSNSを使用して震災で援助してもらった感謝をメッセージとして世界に発信するという内容。高校生が動画を撮影して、編集して、釜石のラグビー場までの行き方などをうまくまとめたもの。動画を見た人も、釜石のラグビー場までの行き方がわかりやすくて助かったと話しており、撮影した高校生も「自分たちのやったことが誰かの役に立っている」といって喜んでいた。なにより楽しそうでよかった。新しい技術は、こうして誰かの思いに応えるよういできている。とても感動しました。
２つとも特別な技術を要する取り組みじゃなくて、今のサービスでここまでやれるという見本みたいな。やっぱり人を動かすのはハートと少しの技術だと痛感。5Gやこれからのサービスがとても楽しみです。
