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プロットが仕上がったので、ぼちぼち書いています。

 

今までずっと一人称で書いていたのだけど、今作は三人称で書いています。

 

一人称だとどうしても、主人公中心にしか話が展開せず、居合わせなくてはいけない

制約がありました。これが結構むずかしい。

だけど、三人称なら書ける範囲が広がるから書くのは楽です。

 

一人称は書き出しはとても書きやすいけど、途中からストーリー展開に制限が多くて、けっこう難しい。

 

以前「坊ちゃん文学賞」投稿しました。なにも引っかからずに見事落選。女子高生と看護助手の少年の恋物語。自分的にはかなり気に入っていて、その後がどうしても書きたくて、復活させました。以前書いた話の10年後がベースになっています。

女子高生はいまは教師になっています。そして不登校の子供と関わるのですが、その不登校の子供のモデルは自分の息子です。自分の息子は実際には不登校になったわけではなかったけど、学校に行くのを嫌がった時期がありました。その体験がベースになっています。

 

素人ながら小説を書いていて思うのだけど、自分の体験や手記めいたものを裸のままで出すよりも、フィクション化して客観視することのほうが違う目線が出てきたり、自分でも思ってなかった結果が導かれたりするのが面白い。まあ、これで生計を立てれるわけでもないのだから気楽にやればいいのですが、単純に楽しめばいい。

 

いまは投稿して落ちた作品も発表する場があったりして、いろいろ楽しめるからいい時代ですね。